2012.11.06
11月6日午後6時30分より名古屋クレストンホテルにおいて「経営者としてこの時代の見方、考え方」をテーマとする鯱の会第4回例会・講演会が、毎日新聞社・論説委員、と言うよりTBSテレビ〈みのもんたの朝ズバッ!〉コメンテーターとしてお馴染みの与良正男氏を講師に迎えて開催されました。
中村事業委員の司会により田中会長の挨拶の後、早速講演が始まりました。
同氏は、当地名古屋大学文学部卒で、この地区との馴染みも深く、趣味はロックミュージックで、田中会長と全く同じとのこと。
講演では持ち前の歯切れの良さで冒頭に出演番組の「朝ズバッ!」のウラ話や、みのもんた氏の酒豪逸話を披露して笑いとウケもゲット。続く政治談義では現役の新聞記者として「一つも動いていない現状」を憂い、民主党の輿石幹事長や野田総理の性格分析と言動を紹介して一同の認識を新たにしました。
1時間という短い講演時間なので、もう1つの話題予定の中国問題についてはほんの数分となりながらも、スバリ「中国は本気で尖閣(諸島)を取りにきます」と断言、「リーダーが間もなく代わるが、好転することは望み薄」で、偶発的な衝突の危険性すら孕んでおり、目が離せないと論評しました。
講演後は、第2部として部屋を移しての懇親会。この場にも与良講師は少しだけお付き合い頂きました。
同じく中村事業委員の司会で、始めに当日出席の新入会員が紹介された後、与良講師が入場し、亀井副会長の音頭で乾杯を唱和して開宴となりました。
与良氏は約40分程度のお付き合いでしたが、アルコールが入ってさらに滑らかになったのか、退席時には話足りなかった話題(!?)も披露して、「毎日新聞を購読して下さい!」と叫び、拍手に送られて会場を後にされました。
このあとも歓談に華が咲き、最後は平野副会長の中締め挨拶でお開きとなりました。
渡邉事業委員長、そして事業委員の皆様ご苦労様でした。
(記事・佐々辺明郎、写真は石原寿生、立松敏行の広報委員)