
平成29年度「名古屋商工会議所 鯱の会」の会長を務めさせて頂きます平野龍一でございます。
鯱の会は異業種交流団体「名古屋商工会議所 若鯱会」の卒業者メンバーにより、更なる交流を続ける事を目的に設立されましたが、今年で29年目を迎え、会員数も160名を超える規模の団体になりました。
そして、80歳を超える大先輩から50歳の新しく入会したばかりの会員までが、お互いに尊重し合う心を基本として穏やかに交流を続けています。
今年度一年間、名古屋の経済人として一定の品格を備える為の研鑽をテーマにすると共に、この様な大切に受け継がれてきた鯱の会の最大の特徴が更に育まれる事業を役員一同で一生懸命に企画・運営させて頂きます。
どうぞ宜しくお願い致します。
平成元年に発起人23名の若鯱会卒業者メンバーにより、“更に交流を続けたい”という願いのもとに設立された我々鯱の会も、今年度で29年目を迎え、会員数も160名を超える規模の団体になりました。
しかし、設立当初の目的は今現在も全く変わっていませんし、そのゆるやかな運営理念は守られなければならない精神として継承されています。
そして、80歳を超える大先輩から50歳の新しく入会したばかりの会員までが、お互いの人格とキャリアを認め、思いやり、尊重し合う心を基本として穏やかに交流している事こそが、他の会に類を見ない鯱の会の最大の特徴であり、この会が継続している大きな理由のひとつでもあります。
鯱の会は、昨年度に、正式な名称を「名古屋商工会議所 鯱の会」とし、それに伴い会員の資格も“名古屋商工会議所の会員であること”と変更しました。
加えて、鯱の会の活動が正しく知られ、その魅力がより理解されるのに伴い、50代前半に入会される新入会員の占める割合も年々増えています。
それにつれて、求められる鯱の会の運営の方法と期待される定例会の内容は、少しずつ変化しているのかも知れません。
しかし、その変化の速さに戸惑いを感じていらっしゃる先輩方の声も数多くお聞きします。
平成29年度は、古くから鯱の会で活動され、その文化を育み、今も元気にご活躍されている先輩会員の方々にも心を配る“鯱の会の精神”を今一度大切に考える一年にしたいと思います。
そして、経済人として一定の品格を備える為の研鑽と、感性を磨き・高め・豊かにする意識を参加者各々が持ち合った幅広い世代間の交流を中心とした事業を活発に進めます。
それこそが、今後も鯱の会が継続し、発展していく過程に於いて大切な事だと考えます。